屋号の意気

久しぶりに
心から美味いと思える蕎麦を食った
食す度に旨くなっているのは驚異的なことだ
味わう人間は
 「うんうん、これこれ、これなんだよな」
と、喜ぶが
実際は更に旨くなっていた
研究心と向上心、貪欲なほどのソレがそうさせるに違いない
身も時間も削り、時には家族愛も削り創り上げた儚い食の世界。

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山形は、新庄の「花板」

和食店なのだが、ここの主人は蕎麦を打つ
仙台と古川から蕎麦喰いを募って大勢で押しかけて(定休の日曜に無理矢理開けてもらったのだが^^)
美味しい料理と蕎麦。それに隠し持っていた酒を出してもらった

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挑戦者・・・
東北人が好む冷や酒のフルーティさを持ち
腰の強い清酒の力強さを持っていた

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こんな酒好きがいる限り日本は滅びぬのだろう(いや、滅びるかも^^)


もう一つの目当ては山菜料理
極太蕨の一本漬け

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岩清水の地下水が色をきれいに出す一つの理(ことわり)
そして熟練した和の職人の技に他ならない。

わが街仙台では山菜を採っても食せない環境に今はある
放射能へのハライセにたくさん食ってやった

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店の屋号には様々な思い入れがある
「花板」とは、板長の事。看板の板前さんである
人を育て、伝統の調理技術を重んじ、新しい発想を兼ね備えるにふさわしい人物しかなれぬ職である


日本は落ちぶれちまったが
にっぽん人は落ちぶれてなんかいやしないのだ。
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