<   2011年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧

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 今年、花見はできないかもな...
そう思っていたが
どうやらこんな時でも
 渓流釣りの虫
やら
 山菜採りの虫
やら
 焚火宴会の虫
が自分の中で蠢いてきたらしい

どうにもガマンできなくなってきた


今度の月曜は友人やお客さんと一緒に花見に行こうと思う
仙台では散りはじめた桜ではあるが
山沿いではこれからであろう

秋保の かんかね という河原で、桜を愛でながら
牛肉の塊を流木で作ったモリ(これはもう、串と云う度合いを超している)で刺し
焚火の上で回しながら炙り焼きにする

焼けたところからソコを削いで喰らうのだが
ナイフを入れる深さによって、好みの焼き加減で各々喰らふ

レアなら深く、ウェルダムなら浅く削ぐ

そう、まるで はじめ人間ギャートルズ^^


さ、
友よ!
震災復興で忙しい時期かと思うが
そろそろ骨を休めないか?
月曜を休んでしまわないか?

ささ、
友よ!
一緒に原始の時代へタイムスリップして
猿酒を呑み、肉を喰らおうではないか


ゴンになろうゼ!
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by kuccina | 2011-04-21 17:34 | etc...
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メバチ鮪赤身と本鮪トロのカルパッチョ・自家製 柚子山椒のソース

塩竈市場が徐々に復活しつつある

もちろん、近海の魚介などセリに積まれるコトもなく
他県から運び入れられる魚介だけなのだが
塩竈市場らしい色を少しづつ、少しづつ戻す努力を
あの、活気づいた威勢の中でボクは感ずるのである

調理師が料理を作る上での基本は
 素材との出会いによるヒラメキ
である

残念ながら、厨房に籠っていての電話注文では
そのヒラメキが頭の中で生まれないのである
その素材から発する何かを感じ取れぬのである

単品料理もそうだが、
その多くはコース料理にあるのだ…ボクの場合。

沢山の魚介・野菜・肉・果実の中で
 これは!
という素材達に目をやり、頭の中の引き出しを広げ
素材を活かしたコース料理を作るのだが
その組み合わせを
散らかし放題に散らかしたファイルの中から組み上げてゆく


ひと品ごとに 新鮮な驚きと美味しさを、流れに沿って演出してゆくのである
コレを市場一回りで整理させねばならないのだが
その楽しさの中の苦悩が
快感であったりもするこの職業がとても好きだ

流れには、穏やかながらに過ごすものと、
自己主張を張るものとを組み合わせるが
その塩梅もまた苦悩なのだ…

笑いながら料理は作れぬ

何故なら 何年修行しようが、何十年携わっていようが
その楽しさの中に苦悩が有るから...
その苦悩は真剣さを表すに比例し、またその後の喜びも比例する

そんな仕事である



これから被災地は復興する
それに携わる仕事はまさに苦労も苦悩も多いが
比例して大きく育つものもある

今が個々の 腕の見せ時 である
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by kuccina | 2011-04-16 13:37 | 前菜
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とてもお世話になっているお客さんから
うれしい頂き物をした

聞けば、Snoopyのコレクターであるそうな...

しかし、このフィギュアと云うのだらうか
とても愛おしく感ずる

チャーリーブラウンのコックさんの足元に転がっている赤い果実
それを剥いたであろう皮が、靴の上やそこら中に散らばっている
缶には小麦粉と書いてあるようだ
左手に麺棒、
右手に完成した料理

推測するに、
アップルパイではないかと思われる

うーむ
チャーリーはパテシエであったか^^

それにしてもメンコイなぁ~
只今、クッチーナのバックバーに飾られている
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by kuccina | 2011-04-07 17:14 | etc...

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不便な生活を楽しむモノに キャンプ がある

ボクが楽しんでるキャンプは原始に近づきたいがために行うコトが多い

60リットルザックに詰め込む数泊用の荷物の重量を
いくらかでも減らす工夫から始まるのだが
選んだアイテムを、さらに厳選しつつ
必要なモノまでをも削ぎ落してゆく行為がその後、
裏目に出たり、新たな道を開いてくれたりする

車止めから沢沿いに溯り、登る
数時間後に1/50000の地図に目星をつけていた枝沢の合流地点の高台へとベースキャンプを張る

晴天が続くと予想される時にはテントを張らずに
ツェルトと云う天幕のみの下で、腹いっぱいにし、酒をかっ喰らい眠るのだ

その奔放な数日間をこよなく愛す

光源はほとんど持たぬ

必要最小限に抑えた美しい焚火で
焚き火の赤々が照らす範囲に友人と戯れ
焚き火の火力を調節しながら渓流魚の命を焼き、料理をこしらえ
焚き火の暖かさを持ってしてココロと身体を温める

焚き火に照らし出された友人達の、ほころんだ または恍惚の顔は
バーボンの最高のアテになる

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この震災で不便な生活を強いられている多くの人々には
一刻も早い普段の生活を取り戻してもらいたい

実際にその場を訪れた知人に聞く話は、見ずとも心に刺さって痛みを感じる
幾度も涙が溢れそうになる

しかし、前に進まねばならないと決めたので
己は己の道を進むコトとス


店はまだガスが通ってはいない。
IHコンロと電子レンジ、炊飯器で色々な料理を作りだす
夜のメニューも9割がた復活したが、いかんせん、スピードだけは追いつかぬ

その一品が出来上がるまでのタイムラグの様なモノを待っている時
よけいな事柄も考えてしまう...

不便は便利にとって代わらないが
不便から便利が生まれる
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by kuccina | 2011-04-04 15:50 | etc...