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以前からガスやホワイトガソリンのバーナーにちょっとだけ抵抗があった
文明の利器は、燃料切れ、故障や壊れてしまえばその場で使い物にならなくなる
それを防ぐためにメンテナンスを施すのだが、アウトドアではいざ不具合が起きると
工具を持っていない限りどうにも修理しづらいのである
だからボクは焚き火を、光源・調理・暖房として活用してきたのだ。

しかし、
キャンプ以外の日帰りではわざわざ焚き火を熾すのも時間が掛るし、薪を集めるだけでもソコソコ苦労する
単独釣行ならなおのことで、お湯を沸かすだけならバーナーを使うのが常だ
原始的なモノに憧れをもつ者としては、
こんな時でも焚き火でまかないたいと切に思っていた。


友人からのコメントでロケットストーブなるモノがあると知って、ちょっと調べてみると
薪ストーブの1/5の燃料で同じ熱量を発すると書いてあった。
一気に惹かれてまさぐり、携帯用薪ストーブを作ってみたくなったのは必然だった


○コンパクト軽量
○小枝を燃料とス
○all 廃材利用
○エスプレッソマシーン対応可
○強力火力

を、コンセプトに簡易バーナーを作るコトにした

渓流釣りの合間に 河原で一服するためのアイテムである

思い描いて欲しい...
美しい山並みに囲まれた渓流に佇み、清らかな水の流れの傍で小枝を集め
小さな焚き火を熾し、濃い珈琲を淹れる...

もちろん美味しい珈琲を飲むためなのだが
その前の焚き火を熾し、エスプレッソマシーンを掛け、
しゅぼぼぼぼっ と、出来上がりの音を出すまでの工程がナンとも楽しいではないか。

ボクにとって渓流釣りでは、この行為がとても大切な要素なのである。

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そんなこんなで缶詰めの空き缶のみを使って制作してみた。
材料費は0円。

外枠は ぱいなつぷるのカンカン
内枠は ブラックオリーブのカンカン

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小枝を突っ込むと結構勢いよく燃える
煙はほとんど出ていないので完全燃焼に近い
空気の取り入れと流れが上手く動いて、缶内の上部空気口から二次的な炎が加わるので
かなりの火力になる

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10分ほど燃えていただろうか、この熾きがこの後真っ白な灰になった^^
と、云うコトで、実験は見事成功。
外枠と内枠の空気口の大きさと数を調整して完成品にする予定。

にししのしー
渓流で早く使いたい~

ホワイトガソリンやガスのバーナーも良いが
小枝さえあればコチラの方が断然良いなぁ
実に軽いし、火力も引けを取らない。
源流にアタックする時にはかなり有利なアイテムとなろう

ズンちゃんに教えてもらった動画サイトからいろいろ探して
まぁ、ほとんどパクリなのだが、まんぞくまんぞく^^
ズンちゃん、ありあとねー^^
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by kuccina | 2011-12-22 16:51 | outdoor

鹿島台魚漁長、リュータロが
 『ハタハタを自分の手で釣り、喰らいたい!』
と...
急遽企画された釣行計画
ハタハタと云えば秋田である。男鹿半島である。


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ハタハタと云えば鱩と書く
日本海、冬の雷が鳴る頃、産卵のため接岸する
ソコを釣ってやろうじゃないか
で、案の定、県境辺りは吹雪で雷が轟く...
その長い道程。
ま、案の定、運転は若い衆にお願いして、ボクは爆睡であった

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外海は大時化。故に丘も冷たい風が吹きすさぶ
日本海は久しぶりであった...
海釣りそのものも久しぶり...
こんなに海に足を運ばない年は今までになかった

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地元の釣具屋のオッサン情報によれば
 『んだな、ボツボツ釣れ始めたんでねが...』
到着して見れば、朝もはよから釣り人で賑わっている
地元の風物詩感が強い

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仕掛けは専用のサビキで、半分以上は引っ掛かってくる釣りではあるが
やはり釣りはとても楽しい
ムヤミヤタラにしゃくれば引っ掛かってくるのだが
ソコはホレ、釣り人として魚の口を使わせたい
カワハギ釣りのように<底タタキ釣り>で寄せて喰わせると
釣り人の、イヤ、釣り師の自尊心が蘇ってくる

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大好きな釣りができなかったのはみんな同じ。
大好きな釣りをやっとこさできて、みんな大喜び
そりゃ、こんな顔にもなるわな

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釣れてくるのは♂と卵の抜けた♀ばかりなので
本日水揚げされたブリコ(卵)を持つメスを購入^^

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あの忌まわしい出来事から、地元での釣りが心から楽しめなくなっていた...

ココロのソコから楽しめなくなっていた...

美味しい魚を楽しく釣って食べる。そんな身近な事が出来ずにいた。

ウダウダ云っても仕方がないので、こうやってバカみたいに笑う

こんな仲間がたくさんいて、そのほとんどはボクよりもうんと若い
馬鹿さ加減は同じ高レベル
ガキの頃から釣りを心底楽しんできた連中ってのは
オトナになってもガキのまま。


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さて、このハタハタ。
どうしてくれようか...
その日はしょっつる鍋にしてしこたま喰らい
あらためて<しょっつる>と云う魚醤の出来の良さに深みを覚え
道中、爆睡しながら考えたイタリアン変更バージョンを試してみた

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ハタハタそのものは 火加減が重要だ
火が入ったか入らないかの所まで塩茹でする
そうすると骨からの身離れがよろしい

ブリコも同じく、半生に火を通す。独特の粘り気が大変よろしい食感となる
生食できる鮮度は、釣り人と浜で買える時の特権だね^^

菜の花をパスタの茹であがりに合わせて投入
オイルソースにしょっつるを加減しつつ加え、パスタと和える

このしょっつる。
3年熟成のモノなのだがとても旨い
そしてパスタと良く合う

大正解の料理となったのは、このバカな連中のおかげ

ありがとな!
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by kuccina | 2011-12-16 14:51 | outdoor

昨年のクリスマスはディナーコースに力を入れて作ったのだが
1年経って感じた事は、みんなでワイワイ楽しく、美味しく過ごすのがクッチーナではないかと思い
今年はパーティプランを表に出した
リーズナブルに楽しそうなクリスマスっぽい料理をリリース
 Menu詳細はココを♫ 

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メインは鶏丸ごと1羽のスモーク

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オードブル盛り合わせは、
 ○生ハムとゴルゴンゾーラのペーストとじゃが芋、豆、厚切りベーコンのテリーヌ
 ○タルトスティック
 ○タコと焼き野菜のマリネ
 ○田舎風パテ

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じゃが芋のニョッキ。キノコとブロッコリーのトマトクリームソース

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青カビ、白カビ、モッツァレラの3種チーズPizza

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デザートはカップの温かいガトーショコラ with イチゴのサンタ

この写真は4名様分の料理。
昨日スタッフ4名で、撮影の後試食したのだが
昼なのにワインが欲しくなっちまった^^
デザートを平らげた後は、お腹くっちくなって...
かなりの満足度で このまま寝たい♫って意見が合致しました



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今年はあまりにも色々な事が起き過ぎた。
哀しいコトも、それを撥ね返そうと必死だった。
自然災害と起こっちゃいけない災害も
そして2次、3次災害、風評被害...
そんな中、生き残ってみんな頑張った
年末くらい、正月くらい
タガを外して陽気に酒を飲んで唄を歌って、美味いモンたらふく食って
も、いいんじゃないか?

みんな、
お疲れ様でした。

そして、助けてくれた方々、ありがとう!
活きてるモンはやっと年が越せそうです

ボクはモノを書いて泣けてきたのはコレが2度目だ...
喰っちまった歳のせいかしらね。

ほんとにありがとう。
みんな、ありがとう。
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雪らしい雪はまだ降ちて来ないものの、
仙台も ずいぶんと寒くなってきた。

11月から忙しく働き、年末を迎えようとして
より一層、料理の仕込みに考えと時間を掛けるようになってきた

作務衣をコックコートに替え、前掛けをエプロンに替えてはいるものの
働くおじさんのユニフォームはアイモカワラズ汚れる頻度が高い

気がつくと粉だらけ...
特におなかの部分が汚れる
ナニをかくそう、太っちょなボクであるからにして
出ているお腹が汚れやすいのは必至であるのだ、いたしかたない

新作のキッシュを作った

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白カビチーズをベースにしたアパレイユに
鶏の白レバーソテーと胸肉の白ワイン蒸しを埋め込み焼き上げた
ちょっとだけ温めて供すると、白カビの香ばしい香りが放たれ
口に放りこむと濃厚なレバーと、胸肉の淡白な味わいが良くマッチする
実はタルト生地もコレに一役買っていて
端っこの生地の厚い部分が一番美味しかったりもするのだ


生ハムを仕込んだ

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厨房は、外からの給気の風がもろにブチ当たる設計になってて、冬場はとても寒い
それを利用して滅菌しながら一晩だけ出来上がった生ハムを乾燥させる。
熟成と浸透を調節しながらの工程が終わった生ハムは
今回も美味しく出来上がる。

とてもでかくて重い、年代モンのスライサーで2mmにカット
単体でもお出ししているが、料理するに重きを置いて作ったので、
市販のソレ寄り塩気は薄い


新作のテリーヌを作った

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和の技法を使った...
黒い部分はイカ墨とつくね芋。
ぼたん雪に見立てたのは、魚素麺という吸い物の椀種にする作り方を施した
表面のざらつきを出すに、ちょと苦労するも、イメージ通り。
ホタテのポアレと、牡蠣は白醤油で炊いて、山椒の佃煮をアクセントにした

海から見た三陸本土をイメージしたのだが、伝わるであろうか...

エプロンやサロンの汚れと、料理の美しさは反比例する

で、あろうか?

そんなこたぁないな^^
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by kuccina | 2011-12-03 16:04 | 前菜