カナダの国立公園内の渓流横に続く杣道は
この国の国旗の緑と針葉樹でできていた
なんとなくだけど、同じ杣道でも異国情緒が感じられるのは
釣り人ならではの感覚なのだろうか...
此処ではそんなに高い山でもないが、7月でこの雪を被っている
と、云うコトは...
雪代全開。
支流のそのまた沢でやっとミノーが引ける流れ
しかし、堰堤も滝もない河川なので水の押しがとても強い
膝まで入ると、ボクの体重でも押し流されてしまう
蛇行するポイントの、そのヨレを見つけてはミノーの逆引きとミッジをルースニング
ミノーはフロントフックを外され、テールをバーブレスのワンフック
フライは餌釣りと変わらずのスタイルであった。
まぁ、この時期この水量ではいたしかたない
釣れてくるのはヨレに逃げ込んだレインボーとイワナのおこちゃま
それでも其処に立つのが憧れであったので、とてもステキな満足感に浸れた
彼の地でフィッシングガイドをしてくれた Clint のフライボックス
ボクは想う...
またこの国の溪に足を踏み入れるコトがあるかないかはわからぬが
ベストシーズンだろうがなかろうが、大切なのはその水である。
異国の水なのである。
その水を感じるコトがボクの釣りなのであろうと、そう思ったカナダでの釣りであった
ミノーや毛鈎を打ち込み
掌で粘度を確かめ、指先で硬度を感じ
全身を浸し水に包まれるコトが大切なのかもしれぬ
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by kuccina
| 2011-09-05 10:21
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